プラリバの建て替え


私はこれまで西新の街の活性化について、東京建物やイオンと話し合いの場を持っていただき、市民の皆さんとともに要望を出してきました。東京建物から案内をいただき説明会にいってきました。以下報告します。

3月17日(金)西新パレスで東京建物から建て替えの説明がありました。今年の12月までに解体を終わり、来年平成30年1月に着工し平成33年5月に竣工予定です。但し、商店街の早期再開の声を受け、商業施設の一部は平成31年中に再開できるとのことです。店舗の規模は約1万㎡で、元の2万9千㎡の約3分の1になりますが、学生が多いという西新の特性を活かした天神やホークスタウンとは異なったコンセプトで考えていると言っています。工事着工前の12月にもう1度説明会を行うと言うことです。懸案になっていた郵便局は東京建物が熊本の九州支局にプラリバに出店するよう数回申し入れに行っており、郵便局も検討中ということです。

プラリバ建て替え図(概要)170319 001 (2)

基本的には地下部分を残し、東側は40階建てのマンションに、西側は8階で当てのビルを3階にして再利用することになっています。地下部分を再利用するので、工事が早くできることと、地下鉄駅からの4号通路と5号通路は工事中も利用できます。エスカレーターも店舗の中央部に設置し従来のように使えるます。エレベーターは従来のものに加えて住居棟のエレベーターも地下鉄運行中は一般開放すると言うことで、利用できるエレベーターは2機になります。

プラリバ建て替え図(地下2F)170319 001地上部は商業棟とマンション棟の間に通路を設け、オレンジ通りへに繋がります。通路の両側には店舗を配置し、賑わいを作ります。また、バス停の前は商業施設内に待合所を設置します。周辺の歩行者空間は従来よりも広げます。

プラリバ建て替え図(地上1階)170319 001

地下1階、2階は商業施設、マンション棟は一部中心通路側に店舗、2階から6階は居住者用駐車場、7階がエントランス、8階~38階は住居、39階、40階は機械室となっています。説明会では参加者からタワーの東側(下図の左手)1階がマンション住民の自動車の出入り口と商店の搬入口となっていることから、一方通行の幅員が狭い道路で、かつ信号が出入り口の近くにあるので渋滞が起こるのではないかという問題が指摘されました。事業者は対応を検討すると答えていましたが、課題は残りそうです。

プラリバ建て替え図170319 001

西側商業施設は3階まで商業施設、屋上は緑地広場とし、カフェがおかれる予定です。誰でも利用が出来、ちょっと立ち寄る憩いの場になるとよいと思います。また、地域や学校などのイベントでも利用できることになっています。屋上広場は南側から店内を通らずにいけます。

プラリバ建て替え図(その2)170319 001

今回の説明を聞いて、東京建物として近隣住民の声や商店街の声を受けとめていることを感じました。屋上広場の活用など地域と繋がることで西新の街に新しい賑わいが出来ることを期待します。

最後に、巨大なタワーマンションは児童の急増による小学校の教室問題や交通問題など地域に新たな問題を生じさせます。福岡市では基本的にマンション建設は野放し状態で、空き家が増え続けている(現在福岡市で10万戸、全国では800万戸を超えている)問題に対して対策を取ろうとしていません。私は中古住宅の活用などを通じて計画的に建設を調整しなければ将来に負の遺産を残すことになると、福岡市に問題提起しています。