今こそ「緑の党」を国会に!

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 いよいよ参議院選挙が近づいてきました。希望は「緑の党・グリーンズジャパン」です。当事者の声を国会に、私たちは福島原発事故被災者であり避難者の「木村ゆういち」さんを支援しています。

 2011年3月11日の東日本大震災、そして福島第1原発事故により、改めて私たちの生活のあり方が大きく問われることになりました。1945年の広島、長崎の原爆投下、1986年チェルノブイリ原発事故、そして福島原発事故は核と人類は共存できないことを明確に示しました。こども被災者支援法が昨年6月に制定されましたが、被災者の支援は進んでいません。それどころか自民党政調会長の「福島原発事故で死んだ人はいない」という発言に見られるように、自民党政権は、福島原発事故原因の究明も出来ていない、福島原発事故の収束も見えていないにも拘わらず、原発の再稼働、原発の輸出を目論んでいます。子どもや孫、そして将来の世代に負の遺産を残さないために、今こそ核をなくす社会にするときです。

 私は大学時代に森永ヒ素中毒事件被害者の支援をしました。当時は水俣公害事件の闘いもありました。そのときから40年を経ましたが、今回の福島原発事故は当時と同じように誰も責任を問われず、被災者支援も進んでいません。原発を進めてきた自民党は何の反省もなく原発の再稼働を進めようとしており、事故を起こした東電の責任も問われていません。又、被災者は自主避難者ととどまる人、福島県内と県外とで差別・分断されています。昨年6月に子ども・被災者支援法が出来ましたが、実行あるものになっていません。今しなければいけないことは子どもや若い人たちを被曝から守ること、そして避難する権利、とどまる権利を認め、全ての被災者に住む場所や職など全力で支援することです。今回の参議院選挙では、当事者の声を国政に反映させるために、福島市で被災し、家族で九州へ避難してきた木村雄一さんがチャレンジします。私は市民の手に政治をと戻し、当事者の声を国政に反映させるために木村雄一さんを支援しています。皆さまの支援をよろしくお願いします。

 昨年の衆議院選挙では自民・公明は得票数を減らしながら小選挙区制という選挙制度の結果大勝するという結果になりました。その背景には民主党政権の迷走と自壊に,政治に対する期待を失い、投票に行かなかった人が多かったことにもあります。投票すべき政党がないという声を多く聞きました。しかし、政治は国民が作るしかありません。希望を自ら作るために、私たち地方議員と市民で既成政党とは異なる、政党ではない政党として「緑の党グリーンズジャパン」を立ち上げました。環境政策優先の脱原発・脱経済成長を目指し、多様性を認めあい、全てにクオーター制をすすめ、軍隊を持たない平和主義を目指しています。今回の参議院選挙は、自民党をはじめとして平和憲法を「改悪」し、戦争が出来る国になることを主張している勢力との闘いです。そして、グローバル企業だけが利益を得るTPPに象徴される新自主主義経済を掲げ、格差と貧困を増幅させる政策を進める勢力との闘いでもあります。日銀総裁の発言やアメリカのFRB議長の発言で株価が上下する経済はおかしいと思いませんか。金融緩和で溢れるお金は実体経済には回らず、投機マネーとして世界経済を一層不安定にしています。投機マネーが支えるアベノミクスに未来はありません。アメリカの金融資本主義を地球上に広げ単一化を進めるグローバル化に反対し、地域の歴史と文化の多様性を認めるインターナショナルな経済、公正な経済を実現させましょう。

 緑の党は一人ひとりのグリーンな社会を求める自立した市民の集まる組織です。政党ではない政党として、市民の手による新しい政治を目指しています。地球環境の維持可能な社会、貧困をなくし平和を求める世界90カ国の「緑の党」とグローバルグリーンズとしてつながっています。緑の党GreensJapanに賛同と参加を呼びかけます。企業や団体からの献金は拒否し、市民のカンパで供託金や活動費を準備しています。カンパをお願いしています。

・郵便振替 01740-4-142167
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【店名】七四八(ナナヨンハチ)【店番】748【預金種目】普通預金
【口座番号】9059186
・加入者名:緑の党・九州連絡協議会