広報委員会調査報告

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日時 2020年1月30日(木)、31日(金)

30日 仙台市、31日 相模原市

 

30日 仙台市

特徴的なこと

  • 配布方法 町内会90%、業者ポスティング10%

・配布手数料 7円/枚(1200万円)、10円/枚の要望が出されている

・町内会までの配達手数料 480円/200枚(980万円)

業者ポスティング代140万円

 

  • 表紙

・事務局が2案出し、委員会で決める

 

  • ホームページ

・ツィター、禹チューブはない

・本会議・および決算・予算特別委員会に加えて決算・予算特別委員会の分科会(3分科会)固定カメラで中継

・インターネット中継の録画中継に会議録をリンク

 

  • 議会開催の告知

<ポスター>

・ポスター2800枚(福岡市59枚、議会事務局で作成・プリント)印刷(500万円)

・市役所等市の施設、地下鉄、市営バス、市民利用施設、町内会(1600枚)、市内の全ての高校・大学に配布

・委員会がキーワードを決め、業者にデザインのコンペを行い、委員会で決める

・スターデザインとして市政130年のロゴを業者が提起、ポスター外でも使用

<グーグル・ヤフーのバナー広告>

<地元紙フリーペーパーに掲載>

・バナー広告とフリーペーパー掲載で220万円

 

  • インターンシップ(2018年(平成30年)から)

・期間は大学生の休みの時と言うことで、8月ないし9月。

・東北大1名、公立宮城大1名

・議会の政策立案の両工場として大学との連携を議著の所信表明で始めた。同時に大学生に議会の理解を深めるため、議会事務局と議員の業務を体験。(5日間)

・市議会主催でやっている事例は政令市では初めて

 

  • 子ども議会

・議会事務局が実施

・対象を小・中・校としている。

・随時受け付け。年間4,5件。

・高校はこれまで1度もない。

・中学生が1例、塾が参加。

・小学校の申し込み数は少ないが、常連の小学校が2校ある。

 

  • 市議会だよりに発言者の名前を記載

・2000年(平成12年)広報委員会設置時に発言者の氏名を掲載することを決めた。当初から特に問題になっていない。

 

  • 議会ゆるキャラ

・他都市調査出でゆるキャラを作っている事例を調査。その後話題となっている。

 

31日 相模原市

特徴的なこと

  • 議会だよりの配布方法

・印刷部数 18万4千部、(世帯数32万7千世帯)

・新聞折り込み(全国紙+地元紙)

・主要鉄軌道駅(17駅、市外近隣駅も含む)に各40部、乗降客が多い駅は多めに配置

議員より2日ほどでなくなるとの声があり、補充の契約を検討中

・市の施設、公民館等に配置

・希望者にはポスティング

・自治会加入率は60%以下で低いため自治会には依頼していない。

・議会からは全戸配布の検討が求められている。

・紙面は基本8ページ(福岡市は基本4ページ)

 

  • 2018年8月からリニューアル

・議会運営委員会の広報部会から広報会議として独立。

・議員からまず市民が手に取ることを目的とすべきとの意見。詳細はホームページで見られるようにするようにするとして掲載内容を削減、議会への入り口としての役割に割り切った。

・2017年に市政モニターアンケートをとる。「字が小さくて読みにくい」「もっとイラストや図形を入れたら読みやすい」「横書きがよい」などがあり、表紙をビジュアルにし、文字を大きくして文字数を削減、横書きにした。文字数については広報部会による当初案は1/3であったが、議会運営委員会で少なすぎると言うことで1/2に。議運の大幅見直しを契機に部会から独立した広報会議とした。

・愛称を「WITHYOU」とした。

・議員の顔写真は笑顔のものを大きく、余白の多めに取る

・毎号議会レポートを載せる

・若者の写真を掲載

・誌面は議案審議結果の主なもののみにし、各ページにQRコードをリンクしてホームページにアクセスできるようにすることで会議録が読めるようにした。

  • 誌面リニュアール時の取り組み

・リニュアールに併せて主要駅で議員有志と議会事務局職員で7:30~8:30に「WITHYOU市議会だより」を配布。

・相模原フェスタに市議会のブースを出店、市議会だよりアンケート、シール投票、PRグッズを配布。

 

  • 議会紹介漫画

・選挙年齢引き下げに伴い、18・19才の若年層に関心を持ってもらうために議会事務局提案で2016年4月から開始。アクセス数は1年目で248回。

 

  • ポスター

・市にある女子美術大学斗提携して作成

・大学に5名選抜してもらい、1人2作以上を作成。その内4作を広報会議が採用。

採用した作品には1作5万円を払う。

・200部作成、公共施設、鉄軌道駅、公民館に掲示、高校に配布。

・今後他の大学への拡充を検討。同世代の作品が掲示されることで若年層に意識してもらう。

・2016年11月からホームページに、2017年12月議会分からは公共施設等に掲示。議会事務局の提案で開始。

  • 議員の写真と名前の掲載

・代表質問は項目毎に整理して掲載、発言者はまとめて掲載。

・一般質問は写真と名前を掲載。全ての議員は年2回質問するという申し合わせで公平性を保っている。

・議員写真のほか、議員の活動と関連する写真を掲載。

(写真および名前の掲載についてのルールが必要か。仙台市は質問者は全て氏名を乗せており制限はない。)

  • ゆるキャラ