沖縄知事選に勝利し、腐りきった政治に終わりを告げよう!

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8月8日に翁長沖縄知事が亡くなりました。「辺野古新基地建設反対」「沖縄の負担軽減」を掲げ、保守・革新を超えて「オール沖縄」の運動を牽引してきました。志半ばで逝去され、沖縄県民は深い悲しみを乗り越えて翁長知事に遺志を引き継ぎ、新たな闘いを始めています。9月30日執行の知事選には玉城デニー氏が翁長知事の生前の指名を受けて立候補することを表明されています。私は沖縄知事選の勝利に向けて支えることで、腐りきった安倍政権の終わりの始まりにしたいと思っています。

沖縄の闘いは日本の戦後の縮図であり、本土に住む私たちに平和と日本国憲法のあり方を問い続けてきました。日本国土のわずか0.6%の地に米軍基地の70%強の基地があり、戦後国内の基地撤去の過程で沖縄に押しつけてきた歴史があります。1972年の日本復帰後も本土との差別は続き、基地による犯罪・事故・事件が今も多発し続けています。しかし、日本政府は地位協定の抜本的な改定をしないばかりか憲法改悪を図っており、自衛隊は米軍と一体化して海外の紛争へ武力介入するために装備の強化と基地の強化・拡大を進めています。辺野古新基地はその延長線上にあり、先島諸島の自衛隊基地建設と繋がっています。国内でも水陸機動団設置・海外での訓練と佐賀空港へのオスプレイ配備が進められています。辺野古新基地建設は安倍政権が進める戦争への道の一里塚であり、私たちが戦争へ引きずりこまれる道です。

辺野古新基地建設については、度重なる選挙において沖縄県民の民意は示されましたが、安倍政権によって踏みにじられ、地方自治も否定されています。沖縄県民は「基地は沖縄発展の阻害要因」と基地のない沖縄を求めています。辺野古新基地建設阻止の運動は沖縄県民の意思であり、翁長県知事はそれを体現し、逝去する間際まで闘ってきました。福岡においても、翁長知事の遺志と沖縄県民の心を受けとめ、沖縄県知事選に勝利するために全力を尽くすことが、日本の将来の希望につながると考えます。安倍政権の辺野古新基地建設をはじめとする沖縄への攻撃は、日本の民主主義と平和を破壊するものです。沖縄知事選に勝利し、安倍政権を終わらせ、民主主義と地方自治を蘇らせましょう。