福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況

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3が20日(日)の福岡県西方沖地震でなくなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方へのお見舞いを申し上げます。市職員の皆さま努力と、ボランテアの皆さまのご支援に敬意を表します。一日も早く安心して日常生活に戻られますよう、福岡市に災害復旧に全力をを尽くすよう求めていきます。

改めて災害はいつ来るか分からないこと、特に福岡市は警固断層が市中央部に走っており、直下型地震の対策が必要であることが明らかなりました。特に今回の地震では埋立地は必ず液状化現象が起きること、軟弱地盤で揺れが激しいことが明らかになりました。私たちは人工島の被害状況を見てきましたが、致命的な被害はありませんが、福岡市第4工区の仮護岸の結界、岸壁は鉄製の杭で深く固定していたために被害はありませんが後背地が20㎝地盤沈下している、博多港開発工区と市工区の境の道路が1㍍地盤が盛り上がり、液状化していること、雁ノ巣から人工島を横切る道路沿いの電柱が液状化で倒れかかっている、博多港開発工区の土地も液状化で杭が傾いている、道路に大きな亀裂と側溝とアスファルトとの間が5㎝ほど隙間が出来、道路が波打っているなど、生々しい状況を見てきました。このような場所に病院や学校、住宅を造ることが適当なはずはありません。本日3月31日、市長に地震の災害復旧を優先し、人工島の工事を凍結するよう申し入れをしました。以下人工島の写真を載せます。

福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況[1/3]
福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況[1/3]
ガントリークレーのレールと地盤沈下の段差をアスファルトで埋めている
福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況[2/3]
福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況[2/3]
段差は20㎝ほどである
福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況[3/3]
福岡西方沖地震のお見舞いおよび人工島の被災状況[3/3]
福岡市工区第4工区の仮護岸が決壊している様子