6月30日自衛隊名簿提供訴訟第1回裁判報告

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自衛隊名簿提供訴訟団 荒木龍昇

 大雨になるという天気予報でしたが、門前集会が始まる午後1時は雨がやみ、約20人の参加で門前集会をしました。脇さんから3月30日の第1審の不当判決を受けての控訴の手続き等その後の動きについて報告がありました。森議員からの福岡市の状況についての報告後、太宰府市議員から、「西日本新聞が5月11日付けの名簿提供問題を報じたことを受けて、太宰府市でもでは除外申請ができるようにした・しかし、実施機関が1ヶ月しかないことを議会で問題にしたことから、7月いっぱいまで伸びた。今後は他の議員とともに自衛隊への名簿提供問題についてチラシを作るなどの情宣することを考えている。」との報告がありました。

 控訴審では27名が傍聴に来ており、市からも4人が来ていました。脇さんと荒木が意見陳述を行いました。控訴審は意見地述の後、裁判長は証人尋問は必要とないとした上、いきなり10月4日に判決を出す旨言って裁判を終わろうとしました。脇さんの抗議、脇さんから裁判官の忌避の声に耳を貸さずに退席。被告市の代理人は原告の準備書面(1)の反論の準備書面を前日29日に届け、原告の準備書面(2)については被告の反論がないまま控訴審を終了させた不当な裁判進行でした。

 その後会場を移動し今後の取り組みを協議しました。裁判官の忌避を申し立てることを確認し、8月5日(土)13時から15時に裁判についての学習会と判決後の運動を見据えた取り組みについて意見交換をすることにしました。いかなる判決が出ても、名簿提供させない運動を継続し、他都市にも広げていくことが必要だと参加者で共有しました。8月5日の学習会・意見交換会について参加希望者は荒木(090-3602-3842)までご連絡ください。